keep it simple

SHELF

修理やリメイクの仕事は、その家具の歴史に触れることになります。
この棚の製作は、家具を作り長くお使いいただくという仕事をしている自分にとって、とても大きな「仕事」でした。

ご依頼は、2011年3月11日に起きた「東日本大震災」で被害が大きかった福島県郡山市から越してこられた牧師さんからのもの。築100年近くの古い教会の建物が地震で大きく損傷し、やむなく取り壊しになるので、多くの人の沢山の思い出の詰まった建物の一部の木材を使って、 何か家具を作って欲しいとのご相談でした。
木材が使われていた建物内部の写真もいただきました。とても雰囲気があって、ふんだんに無垢材が使われていたようです。階段の踏み板はタモの一枚板でした。
どんな家具がいいのか悩んだ末、いつも目に触れられるように、「飾り棚」を作ることになりました。
上部に飾りのついたものは暖炉の部材、棚板は踏み板を使うなど、新しく材料を足したものはありません。全て解体された建物の部材で作りました。階段手すりの桟を切って、棚板の間にアクセントとして入れました。こちらはお客様のアイデアです。元のトーンをそのまま残したかったので、ニスなどの塗装はせず、ワックスで仕上げました。
この棚が長くご愛用いただいて、 「東日本大震災」のことが語り継がれることになれば、作り手として本望です。
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